【限界値引きへの挑戦】ロードスター RFの値引き交渉のコツや相場はどのくらい？

ロードスター RFの値引き額の相場と目標額

引用：https://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/

値引き難易度	普通〜難しい
平均値引き額 （本体値引き）	5万円
平均値引き額 （オプション）	5万円
平均値引き額合計	10万円
目標値引き額	20万円

ロードスターRFはライトウェイトオープンスポーツカーとして唯一無二の存在で、指名買いも多いので値引きは難しい傾向にあります。

オープンカーとして見た場合、直接競合するライバル車が存在しないのですが、スポーツカーとして見ると方向性が似たライバル車が見つかります。

とはいえ世界の自動車市場に大きな影響を与え続けるカリスマ性から、厳しい値引き交渉になるでしょう。

ここからは具体的な値引き額や目標とすべき値引き額はどれくらいなのかについて解説していきます。

ロードスター RFの値引き相場

ロードスターRFの値引き相場は、車両値引き額平均5万円、オプション値引き額平均5万円（合計10万円）です。

ロードスターRFは趣味性が高い車で、高い販売目標を設定している量販車とは違ったポジションにいるので、値引き相場は低い傾向が続いています。

モデルサイクルの中盤を過ぎましたが、基本的に同じような傾向が続くと予想されます。

ロードスター RFの目標値引き額

ロードスターRFの目標値引き額は車両とオプションを含め、約20万円になります。

問題は車両値引きをどこまで引き出せるかで、少なくとも10万円以上の車両値引きを一つの目安としておきましょう。

ロードスター RFを値引きしてもらった人の口コミ

ロードスターRF見積もり出してもらって交渉したけどやっぱり値引き幅はお得意様でも本体10万が限界みたい😯理由はロードスターは唯一無二のクルマで比較対象がないのと完全趣味向けだかららしい。

— Nanki (@nanmaromaro) May 6, 2017

ロードスターRF買うときは値引きダメでした(2018年3月納車)
車体とは関係ないナビのSDやコーティングと聞いてみましたがどれもダメでした😂
ただ、最終価格の端数は切り捨てて貰えました。
親戚はcx5購入の際に値引きはないがオイル券を貰えたそうです
参考までに😌

— おもち (@mochi_ndrf) September 18, 2020

ロードスターRFの値引きに関する口コミを見てみると、上記のような口コミを確認することができました。

事前にリサーチして交渉を進めていき、25万円を越える値引きを実現したという実例も見受けられました。

一方で、まったく値引きなしという例も見られたので、やはり値引きに関する情報をあらかじめ準備して交渉のテーブルに着くのが得策といえるでしょう。

ロードスター RFを値引きしてもらうコツ

相場と口コミを見て、値引き交渉には事前情報が大切であることが確認できました。

ここからは具体的にロードスター RFを目標の値引き額まで引き上げるコツについて解説していきます。

競合車種を提示する

引用：https://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/feature/

ロードスター RFを値引き交渉する際には、用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示してみると良いでしょう。

特に初回から値引きの相談をしてしまうと、先方も引いてしまうこともあります。

競合車種を出すことで、「他車を購入されてしまう」という危機感を先方に抱かせることができるので、本当に値引き可能な額を提示してもらいやすくなります。

ロードスター RFの競合となるのは以下のような車種です。

• トヨタ・GR86
• スバル・BRZ
• フォルクスワーゲン・ゴルフGTI
• アバルト・595

初回は値引き交渉というよりも、ロードスターRFもいいけど86やゴルフGTIでも迷っている、妻はアバルトにしたがっているというように競合車種で悩んでいることを伝えるようにしましょう。

ロードスターRFはかなり趣味性の高い車なので、油断していると本命だということがすぐにバレてしまいます。

ルーフをオープンにして走ることが魅力のロードスターRFですが、あえて「走行性能を重視したいし、エクステリアやインテリアでも悩んでいる」と言って、いろいろ候補車があることを匂わせておきましょう。

ディーラーで競合させる

車を販売するディーラーには、メーカーが直営している場所とそのフランチャイズ店が存在します。

これにより、同じ正規のディーラーではありますが、経営している会社が違うという現象が起きます。

すると、同じ車を扱っていてもライバル店のようになっていますので、どちらも販売台数などの目標があり、自分の店で車を売りたいということになります。

これを利用して、ディーラー同士で価格を競合させることで、さらなる値引きを目指すことができます。

ディーラーのホームページにて、会社情報を確認し、経営している会社が異なれば競合に持ち込める可能性があります。

購入を検討する店舗を複数リストアップし、値引き額を比較して交渉しましょう！

2回目以降の交渉の際は他のディーラーはいくら値引きしてくれた、競合車でのところではいくらだったのでいくらになるならここで買いますという具体的な金額なども言いながら交渉を進めましょう。

契約を匂わせながら具体的な交渉をすることで、値引きをしてくれる可能性が高くなります。

また、本体価格が値引きできなくても、数万円程度のオプションなどもサービスしてくれるかもしれません。

オプションで値引きしてもらう

純正のオプションをはずし、社外品を使用するもしくはつけないという選択をすることで、値引きが可能です。

	純正品	社外品
カーナビ	107,800円〜275,000円	27,800円〜269,760円	8万円〜16万円 お得！
ドライブレコーダー	39,600円〜42,900円 （フロントのみ）	1,000円〜20,301円	2万円〜4万円 お得！
フロアマット	58,300円	19,800円	4万円 お得！
ETC	11,000円〜27,500円	5,778円〜21,000円	0.5万円〜2万円 お得！

特にフロアマットの社外品は破れやすく、サイズがずれてしまっていることも多いため、フロアマットだけは純正という選択肢も持った方が良いかもしれません。

その他、カーナビやドライブレコーダーにもグレードがあるので、オプションを追加するにしても必要な性能のオプションを選びましょう。

また、オプションも値引き交渉の材料にもなります。

契約直前で少しまだ少し悩んでいる、もう一押し欲しいという場合には社外品の取り付けの工賃であったり、車検や点検をしてくれるメンテナンスパックをサービスしてくれる可能性もあります。

契約直前にこういったオプションをサービスしてくれたら契約する！という風に伝えてみることもおすすめです。

愛車を買い取ってもらい資金を作る

先ほども解説したように、新車をなるべく安く買うためには、現在所有している車の処分の仕方も大切なポイントになります。

ディーラーで下取りを行うのが最も簡単な方法ですが、ディーラーでの下取りはあくまで新車の値引きのために行われるものです。

そのため、あらかじめ調べた相場よりも、下取り額が相場より離れてしまう場合、査定してもらった中古車買取業者に買い取ってもらい、資金を作りましょう。

当記事では、グレードや走行距離による相場情報も掲載していますが、それらの項目を全て合わせた買取金額は車1つ1つで異なってきます。

詳しい査定額を知りたい方は最大30社一括査定が可能な「カーセンサー」で取引相場を確認すると良いでしょう。

実際に複数社の取引価格を把握しておくことで、下取りによる値引き額の交渉や買取交渉の際に損をせずに済むようになります。

車をなるべく高い売りたいと考えている方はまず、ネット査定で愛車の取引相場を知っておきましょう。

交渉時期を考える

車を買う際には時期も考えることで、大きな値引きをしてもらえるかもしれません。

大きな値引きが期待できる時期として、

• 2~3月の年度末決算期

• 6~7月のボーナス商戦

• 8月お盆明け～9月の中間決算期

• 12月のボーナス・年末商戦

この4つがあげられます。

特に年度末決算期である2~3月はディーラーでもキャンペーンなどを展開して、特別な値引きを受けることができる可能性もあります。

もちろん3つの時期でも特別な値引きが受けることができるかもしれません。

車を買う時期をずらしても問題ないという場合には、上記のような時期に購入することも検討しましょう。

残価設定ローンを利用して月々の支払いを抑える

車を安く購入する方法として、残価設定ローンを利用することもおすすめです。

そもそも残価設定ローンとはローンの支払方法のひとつで、残価設定型クレジットとも呼ばれています。

どのような支払方法かというと、契約時にあらかじめ残価と呼ばれる車の想定下取り価格を設定し、その下取り価格を差し引いた金額を毎月支払います。

例えば、300万円の車を5年の60回払いで買う場合は、金利を考えないと毎月5万円の支払いとなります。

しかし残価設定ローンを利用すると、例えば車が5年後に100万円で下取りしてもらえるとすると、200万円を60回払いで支払うということになり、毎月3万3千円となります。

ただしデメリットももちろんあり、残価設定ローンは下取りを前提としているため、契約が終わっても車が自分のものになるわけではありません。

残価設定ローンの契約が終わった場合には下取りに出して新しい車に買い換えるか、残価を支払って車に乗り続けるか、返却をするという形になります。

また、残価設定ローンの場合は車を下取りに出すことが前提になっているため、走行距離に制限があったり、傷や凹みにも十分に注意する必要もあります。

値引きに関しては手数料や時期などの関係で残価設定ローンなら値引きができるという可能性も多少はあるかもしれません。

ただ、やはり残価設定ローンを利用したからといって値引き額が大きく変わるという可能性は少ないので気をつけましょう。

ロードスター RFと競合車種の特徴

 

先ほど値引きのコツとして用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示することをあげました。

そこで、ロードスター RFの特徴や競合車種が具体的にどのように違うのか、どの点が似てるのかなどを把握しておきましょう。

ロードスターRF

引用：https://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/feature/

ロードスターRFはソフトトップモデルのロードスターを改良した、全自動で開閉可能なリトラクタブル式ハードトップモデルです。RFという名前はリトラクタブルとファストバック（リアウィンドウが比較的寝かされ、リアデッキとの間に明確なノッチを持たないスタイル）の頭文字から命名されています。

ロードスターと言えば1989年に初代モデルが登場し、世界中で大ヒットしたことから多くのメーカーに影響を与え、消滅しかけていたライトウェイトスポーツ市場を復活させた立役者といえるモデルです。

エンジンはトラクタブル式ハードトップ搭載による重量増加に対応し、ソフトトップモデルの1.5Lから2.0Lへ排気量をアップさせた「SKYACTIV-G 2.0」となり、出力的な余裕からロングツアラー的な性格も備えています。

しかし、ロードスターの特徴である「人馬一体」感はロードスターRFでも健在で、意のままに車を操ることができる爽快感が最大の特徴であり、この車のウリでもあります。

走りが注目されるロードスターRFですが安全装備も充実しています。リスクの発生を回避するという安全思想に基づく先進安全技術「i-ACTIVSENSE」が標準装備され、ブレーキサポートや誤発進抑制機能、車線逸脱警報システムなどで、ドライバーをサポートしてくれます。

GR86

引用：https://toyota.jp/gr86/gallery/?padid=from_gr86_top_navi-menu_gallery

GR86はトヨタが販売するライトウェイトFRスポーツカーで、スバルと共同開発されました。車名の由来となったAE86型スプリンタートレノ・カローラレビン（ハチロク）のように、過給機や専用ハイグリップタイヤなどに頼らない走りを設計思想としています。

2012年4月に「86」という車名で販売が開始され、2021年10月のフルモデルチェンジにともない、GRのグローバルモデル第3弾として車名が「GR86」に変更されました。

GR86のなり水平対向4気筒ガソリン直噴エンジンもそれまでの2.0Lから2.4Lへ排気量が拡大され、走りの基本となるボディ剛性も従来比で横曲げ剛性で約60％、ねじり剛性で約50％向上させるなど、基本性能を底上げしています。

スバルのBRZと兄弟車でありながら、足回りのチューニングは違っていて、GR86は高い回頭性とドリフトコントロール性能に重きを置いたセッティングになっています。

安全装備では「Toyota Safety Sense」と名乗っていますが中身はスバルの運転支援システム「アイサイト」で、高い安全性能はBRZと同じです。

BRZ

引用：https://www.subaru.jp/brz/brz/design/exterior

BRZはスバルとトヨタの共同開発で生まれたFRのライトウェイトスポーツカーです。エンジンにはスバル伝統の水平対向4気筒ガソリン直噴エンジンを搭載し、利点である低重心によって走りに大きく貢献しています。

2021年7月に2代目モデルにフルモデルチェンジし、排気量も2.0Lから2.4Lに拡大された点もGR86と共通ですが、サスペンションチューニングの違いから、BRZは走りの安心感をもたらすセッティングとなっています。

BRZの安全装備はスバルが誇る「アイサイト」の第2世代モデルが標準搭載され、プリクラッシュブレーキ+アシスト・全車速追従機能付きクルーズコントロールなどでドライバーをサポートします。なおMTモデルでは一部機能が使えません。

ゴルフGTI

引用：https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golf-gti.html

ゴルフGTIはフォルクスワーゲンが販売するFFスポーツハッチバックで、「ホットハッチ」の元祖と言われるモデルです。1977年初代ゴルフにフランスのフォルクスワーゲンディーラーからの働きかけでGTIが登場し、世界でヒットしました。

現行モデルは2019年8月（日本においては2022年1月）にデビューした8代目モデルで、同じく8代目ゴルフをベースに245馬力の2.0L4気筒ターボエンジン（TSI）を載せ、電子制御されるフロントサスペンションで正確なハンドリングを実現しています。

またインテリアにはGTI伝統のタータンチェックのシートや、赤いステッチが際立つ本革ステアリングなど、GTIらしさをしっかり残している点も特徴的です。

安全装備も充実しており、プリクラッシュブレーキシステム・緊急時停車支援システム・エグジットウォーニング・同一車線内全車速運転支援システムなど、フォルクスワーゲンの先端技術が標準で搭載されています。

595

引用：https://www.abarth.jp/595_turismo/?utm_source=yss_ss&utm_medium=text&utm_campaign=595Turismo&utm_content=595_turismo&yclid=YSS.1000386540.EAIaIQobChMI4ZOi0Iyg9wIVibmWCh1OHAQtEAAYASAAEgIL9_D_BwE

595はフィアットの小型乗用車「500」をアバルト社がチューンアップしたモデルで、デザインに可愛らしさが残る印象を良い意味で裏切る過激な走りが特徴です。

販売台数に占めるMTの多さや、これが良いという指名買いの多さは、ロードスターRFと共通しているといえます。

車両の大型化が進み、ライトウェイトスポーツカーとはいえ3ナンバー車が多い中にあって、アバルト595のサイズ感はある意味際立っています。

ただ「走りにのみ振ったモデル」であるためか、ライバル車とくらべ安全装備は数段落ちることを覚悟する必要があるのが595です。

まとめ

今回はロードスターRFの値引き相場や値引きを行うためのポイントについて解説してきました。

オープンFRスポーツカーという趣味性の高さから指名買いも多く、値引き相場はかなり低めなロードスターRFです。しかし、何もしなければ値引き1万円以下（端数カット）の可能性もあるので、しっかりと交渉はすべきです。

当記事を参考にして、納得のいく値引き交渉ができるように、戦略を立てておきましょう！