【限界値引きへの挑戦】ルークスの値引き交渉のコツや相場はどのくらい？

ルークスの値引き額の相場と目標額

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/roox.html?sclisid=LS_TIJ_KB_YJ_YLIS_PC_00465068&yclid=YSS.1000111065.EAIaIQobChMIl7yCgeP89gIV0cCWCh3pvA-jEAAYASAAEgJJr_D_BwE

ルークスは競争の激しいスーパーハイトワゴンに分類される軽自動車で、競合車も多くディーラーの担当もその辺の事情はよく分かったうえで売ろうとします。

競合が多いため値引きの難易度もそれほど高くないことから、交渉材料を揃え上手く商談を進めていけば、意外と大きな値引きが期待できます。

ここからは具体的な値引き額や目標とすべき値引き額はどれくらいなのかについて解説していきます。

ルークスの値引き相場

ルークスの値引き相場は、車両値引き額平均12万円、オプション値引き額平均7万円です。（合計21万円）

上位グレードであるハイウェイスターGターボの場合は、平均35万円とかなり高額な値引きがされています。

一方でルークスはスーパーハイトワゴンの中では一番新しいモデルになり、競合車種にないアピールポイントもあるため、モデル末期のモデルのような「値引きが一番のセールスポイント」では無い点は押さえておきましょう。

そのため値引き金額も購入者ごと、ディーラーごとのバラつきが大きいので、個別の事例を良く調べた方が参考になるでしょう。

ルークスの目標値引き額

ルークスの目標値引き額は車両とオプションを含め、約25万円になります。

人気車種の「ハイウェイスターGターボ」シリーズであれば、約30万~40万円まで跳ね上がることがありますが、これらのケースではオプションも多く付けての結果なので、車両価格とオプションそれぞれの値引き額は分けて考える必要があります。

ルークスを値引きしてもらった人の口コミ

宇都宮の日産マジでがんばってくれて新型ルークス15万ほど値引きしてくれた🥰
軽の値引きって全然無いって話だったけど、9月の決算割引きも適用してくれたのもあって-15万はがんばったと思う！
しかも即納〜💓

— misato@ 3y+🤰37w (@kanamisa332) August 27, 2020

京都日産の販売店に行って来たョ😆

ルークス
ハイウェイスターGターボ
プロパイロットエディション
2WD
9インチナビ

約 2,310,000円😲

ザッツの下取 約3万円
値引き 5万円

支払額 2,230,000円

絶対 嫁はんに しばかれる🤕
想像しただけでビビってます😓
む～～り～～😭😭😭

（強気だねぇ日産） pic.twitter.com/4qPaoTYb4D

— hek (@hek40058498) April 16, 2020

日産デイズ　Gターボ　４WDを無事契約(°▽°)
いやー日産頑張ったなぁ！！！
最初は渋い値引きで15万値引きだったけど、2回目の今日、破格の30万値引き😂値引きってかほとんど値段の付かない12年前のルークスの下取りを無理にあげてもらった。最初からそれ出しとけよ！そしたら即契約したんに。

— にゃん子 (@nyancororin) February 6, 2022

ルークスの値引きに関する口コミを見てみると、上記のような口コミを確認することができました。

事前にリサーチして交渉を進めていき、45万円を越える値引きを実現したという実例も見受けられました。

一方で、上手く値引き交渉が出来ず値引き5万円に下取り車3万円という例も見られたので、やはり値引きに関する情報をあらかじめ準備して交渉のテーブルに着くのが得策といえるでしょう。

ルークスを値引きしてもらうコツ

相場と口コミを見て、値引き交渉には事前情報が大切であることが確認できました。

ここからは具体的にルークスを目標の値引き額まで引き上げるコツについて解説していきます。

競合車種を提示する

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/roox/exterior.html

ルークスを値引き交渉する際には、用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示してみると良いでしょう。

特に初回から値引きの相談をしてしまうと、先方も引いてしまうこともあります。

競合車種を出すことで、「他車を購入されてしまう」という危機感を先方に抱かせることができるので、本当に値引き可能な額を提示してもらいやすくなります。

ルークスの競合となるのは以下のような車種です。

• N-BOX

• タント

• スペーシア

• eKスペース

初回はルークスが本命だと悟られないように「ルークスも良いけどN-BOXやタント、スペーシアも気になっていて迷っている」と話しておきましょう。また「妻は安い方が良いと言っている」と自分一人では決められないことをアピールすることも後々有効になってきます。

相手は販売のプロなので、本命や希望金額なども知られないようにしましょう。

スーパーハイトワゴンの中でも先進装備の面で一歩リードしているルークスですが、「デザインや使い勝手を考えたときには他の車も気になってます」と言ってみて交渉を進めてみると良いでしょう。

ディーラーで競合させる

車を販売するディーラーには、メーカーが直営している場所とそのフランチャイズ店が存在します。

これにより、同じ正規のディーラーではありますが、経営している会社が違うという現象が起きます。

すると、同じ車を扱っていてもライバル店のようになっていますので、どちらも販売台数などの目標があり、自分の店で車を売りたいということになります。

これを利用して、ディーラー同士で価格を競合させることで、さらなる値引きを目指すことができます。

ディーラーのホームページにて、会社情報を確認し、経営している会社が異なれば競合に持ち込める可能性があります。

購入を検討する店舗を複数リストアップし、値引き額を比較して交渉しましょう！

2回目以降の交渉の際は他のディーラーはいくら値引きしてくれた、競合車でのところではいくらだったのでいくらになるならここで買いますという具体的な金額なども言いながら交渉を進めましょう。

契約を匂わせながら具体的な交渉をすることで、値引きをしてくれる可能性が高くなります。

また、本体価格が値引きできなくても、数万円程度のオプションなどもサービスしてくれるかもしれません。

オプションで値引きしてもらう

純正のオプションをはずし、社外品を使用するもしくはつけないという選択をすることで、値引きが可能です。

	純正品	社外品
カーナビ	107,800円〜275,000円	27,800円〜269,760円	8万円〜16万円 お得！
ドライブレコーダー	39,600円〜42,900円 （フロントのみ）	1,000円〜20,301円	2万円〜4万円 お得！
フロアマット	58,300円	19,800円	4万円 お得！
ETC	11,000円〜27,500円	5,778円〜21,000円	0.5万円〜2万円 お得！

特にフロアマットの社外品は破れやすく、サイズがずれてしまっていることも多いため、フロアマットだけは純正という選択肢も持った方が良いかもしれません。

その他、カーナビやドライブレコーダーにもグレードがあるので、オプションを追加するにしても必要な性能のオプションを選びましょう。

また、オプションも値引き交渉の材料にもなります。

契約直前で少しまだ少し悩んでいる、もう一押し欲しいという場合には社外品の取り付けの工賃であったり、車検や点検をしてくれるメンテナンスパックをサービスしてくれる可能性もあります。

契約直前にこういったオプションをサービスしてくれたら契約する！という風に伝えてみることもおすすめです。

愛車を買い取ってもらい資金を作る

先ほども解説したように、新車をなるべく安く買うためには、現在所有している車の処分の仕方も大切なポイントになります。

ディーラーで下取りを行うのが最も簡単な方法ですが、ディーラーでの下取りはあくまで新車の値引きのために行われるものです。

そのため、あらかじめ調べた相場よりも、下取り額が相場より離れてしまう場合、査定してもらった中古車買取業者に買い取ってもらい、資金を作りましょう。

当記事では、グレードや走行距離による相場情報も掲載していますが、それらの項目を全て合わせた買取金額は車1つ1つで異なってきます。

詳しい査定額を知りたい方は最大30社一括査定が可能な「カーセンサー」で取引相場を確認すると良いでしょう。

実際に複数社の取引価格を把握しておくことで、下取りによる値引き額の交渉や買取交渉の際に損をせずに済むようになります。

車をなるべく高い売りたいと考えている方はまず、ネット査定で愛車の取引相場を知っておきましょう。

交渉時期を考える

車を買う際には時期も考えることで、大きな値引きをしてもらえるかもしれません。

大きな値引きが期待できる時期として、

• 2~3月の年度末決算期

• 6~7月のボーナス商戦

• 8月お盆明け～9月の中間決算期

• 12月のボーナス・年末商戦

この4つがあげられます。

特に年度末決算期である2~3月はディーラーでもキャンペーンなどを展開して、特別な値引きを受けることができる可能性もあります。

もちろん3つの時期でも特別な値引きが受けることができるかもしれません。

車を買う時期をずらしても問題ないという場合には、上記のような時期に購入することも検討しましょう。

残価設定ローンを利用して月々の支払いを抑える

車を安く購入する方法として、残価設定ローンを利用することもおすすめです。

そもそも残価設定ローンとはローンの支払方法のひとつで、残価設定型クレジットとも呼ばれています。

どのような支払方法かというと、契約時にあらかじめ残価と呼ばれる車の想定下取り価格を設定し、その下取り価格を差し引いた金額を毎月支払います。

例えば、300万円の車を5年の60回払いで買う場合は、金利を考えないと毎月5万円の支払いとなります。

しかし残価設定ローンを利用すると、例えば車が5年後に100万円で下取りしてもらえるとすると、200万円を60回払いで支払うということになり、毎月3万3千円となります。

ただしデメリットももちろんあり、残価設定ローンは下取りを前提としているため、契約が終わっても車が自分のものになるわけではありません。

残価設定ローンの契約が終わった場合には下取りに出して新しい車に買い換えるか、残価を支払って車に乗り続けるか、返却をするという形になります。

また、残価設定ローンの場合は車を下取りに出すことが前提になっているため、走行距離に制限があったり、傷や凹みにも十分に注意する必要もあります。

値引きに関しては手数料や時期などの関係で残価設定ローンなら値引きができるという可能性も多少はあるかもしれません。

ただ、やはり残価設定ローンを利用したからといって値引き額が大きく変わるという可能性は少ないので気をつけましょう。

ルークスと競合車種の特徴

 

先ほど値引きのコツとして用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示することをあげました。

そこで、ルークスの特徴や競合車種が具体的にどのように違うのか、どの点が似てるのかなどを把握しておきましょう。

ルークス

引用：https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/roox/exterior.html

ルークスは日産自動車の軽スーパーハイトワゴンとしてデビューしました。2020年3月に販売が開始された現行型は3代目になります。軽自動車でありながら日産自動車の先進技術がふんだんに搭載されているところがルークスの売りであり、最大の特徴です。

グレード別の設定ですが日産の運転支援技術「プロパイロット」の搭載は見逃せないポイントです。自動車専用道路限定ですが、通常走行だけではなく渋滞時でもアクセル・ブレーキ・ハンドルの操作を車がアシストし、運転に余裕と自信をもたらしてくれる機能です。

「インテリジェント・アラウンドビューモニター」は車両や白線を上空から見下ろしたように表示し、駐車しているクルマとの位置関係がひと目でわかって安心で、なおかつや自転車など周囲に動くものがあると表示とブザーで知らせてくれます。

これもグレード別設定になりますが「アダプティブLEDヘッドライトシステム」はハイビームアシスト機能の進化版で、対向車が来るとその方向のハイビームは停止しながら、路肩方向は常時ハイビーム照射で人や自転車の存在を見落とす心配が低下します。

使い勝手の良さもルークスの売りで、大開口スライドドアは650mmの開口部を確保し、ハンズフリーオートスライドドアが搭載されているグレードなら、手が離せない状態で片足を振り入れるだけでスライドドアの開閉が可能です。

また全ドア連動ロック機能が搭載されているグレードは、スライドドアが閉じるのを待たなくてもロックができるので、すぐに車を離れたいときに便利な機能です。

N-BOX

引用：https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/styling/design/

N-BOXは軽ハイトワゴンの販売台数1位を走り続けるルークス最大のライバルといえる存在です。

現在では追われる身となったN-BOXで、ライバルの軽ハイトワゴンも質感を高めていますが、それでもN-BOXの特徴は軽自動車とは思えないような質感と性能の高さです。そのクオリティは軽ハイトワゴンのベンチマーク的存在と言えるでしょう。

また全グレードに安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備しており、「衝突軽減ブレーキ」「誤発進抑制機能」「歩行者事故低減ステアリング」「路外逸脱抑制機能」など、現在でもトップレベルの安全性を維持しています。

2017年9月デビューなのでライバルの中では基本設計が古くなりつつあり、2023年のフルモデルチェンジが予想されていますが、売れ続けているため値引きが渋い点はルークスの商談時に考慮しておくべきです。

タント

引用：https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/03_exterior_interior.htm

現在では一大市場となっている軽スーパーハイトワゴンですが、その市場を切り開いたのがタントです。センターピラーがスライドドアに内蔵されていることで広い開口部を確保した「ミラクルスライドドア」がタント最大の特徴です。

タントは子育て世代に配慮した機能性がポイントで、前席のスライド量が大きく「ミラクルウォークスルーパッケージ」として使え、社内の移動が楽な点も見逃せません。

タントには安全装備として次世代のスマートアシストが搭載され、衝突回避支援ブレーキ機能や誤発進抑制制御機能、車線逸脱警報機能など、充実した予防安全機能が安全運転を支えてくれます。

スーパーハイトワゴン市場ではN-BOXやスペーシアの後塵を拝していることから値引き額が期待でき、その点を交渉時に活かしたいところです。

スペーシア

引用：https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/styling/

王者N-BOXの最大のライバルがスペーシアで、当然ルークスの有力な競合車となります。全車マイルドハイブリッドシステムを搭載したエンジンと、スーツケースをモチーフとした遊び心溢れるデザインがスペーシアの特徴です。

スペーシアには予防安全としてスズキ セーフティーサポートが装備され、「衝突軽減ブレーキ機能」のほかにも「誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能」や「アダプティブクルーズコントロール」などが備えられています。

スペーシアもN-BOXと同じく2023年のフルモデルチェンジが予想されていますが、これもN-BOX同様値引きが渋い傾向が強く、モデル終盤とはいえ販売数がディーラー側の強気の原因と言えるでしょう。

eKスペース

引用：https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/ek_space/grade/t.html

三菱自動車のekスペースはルークスの兄弟車にあたり、実はルークスともども製造は三菱自動車が担っています。

三菱自動車は日産自動車とルノーとの「ルノー・日産・三菱アライアンス」に加わっていますが、それ以前に日産自動車と三菱自動車が2011年に折半出資で設立した軽自動車事業に関わる合弁会社が「KMKV」で、eKスペース・ルークスはそのKMKVが開発したモデルです。

eKスペースは性能・機能的にはルークスと全く同じなので、エンブレムなどの違いを除けば価格の安い方をチョイスするのもアリなのですが、eKスペースはルークスよりリセールバリューが低いので、先のことを考えると微妙な選択になる可能性があります。

まとめ

今回はルークスの値引き相場や値引きを行うためのポイントについて解説してきました。

軽スーパーハイトワゴンの中では一番新しいモデルで先進機能も満載のルークスですが、ライバル車が強力なことから思いのほか高い値引きを引く出せる可能性があります。

当記事を参考にして、納得のいく値引き交渉ができるように、戦略を立てておきましょう！