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BMW X3の値引き額の相場と目標額
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2021/bmw-x3-highlights.html#design
値引き難易度 |
普通 |
平均値引き額
(本体値引き) |
20万円 |
平均値引き額
(オプション) |
10万円 |
平均値引き額合計 |
30万円 |
目標値引き額 |
50万円 |
X3は世界的にも人気が高く競合も多いミドルサイズのクロスオーバーSUVですが、BMWはSUVではなく自社が商標登録した「SAV (Sports Activity Vehicle)」と主張しています。
値引き難易度もそこまで高くないため、交渉材料を揃えておけば、大幅に値引きをしてもらえる可能性があります。
ここからは具体的な値引き額や目標とすべき値引き額はどれくらいなのかについて解説していきます。
BMW X3の値引き相場
X3の値引き相場は、車両値引き額平均20万円、オプション値引き額平均10万円(合計30万円)です。
上位グレードであるM40iの場合はさらに大きな値引きがされています。
X3は2021年10月28日のマイナーチェンジまで、平均60万円を超える値引き相場が続いていましたが、それ以降は値引き幅が小さくなっています。
しかしモデルサイクルの後半に入っているので、これから徐々に値引き幅は大きくなることが予想されます。
BMW X3の目標値引き額
X3の目標値引き額は車両とオプションを含め、約50万円になります。
ただ過去のモデルサイクルを見ると、次のフルモデルチェンジは2024年ころが予想されるので、その時期に近くなるほど、さらに大きな値引きが期待できるようになるでしょう。
BMW X3を値引きしてもらった人の口コミ
検証終了
BMWは値引きしないので却下とする— ヒロ@PirroChannel (@pirro0429) April 15, 2022
新車が全然入ってこないのはBMWもなのだ。
値引きはシブいと思って頂いた方が良いと思うのだ。下手すりゃ0なのだ。
値引きあったらラッキー、くらいの感覚でお願いしますのだ。— 車Dに就職した新卒マン (@eigyoman_car) May 19, 2022
そもそも輸入車は新車の値引きがエゲツないですからねw
この前、BMWからDM来ましたが広告で既に777万円のX3が666万円でしたw
商談したら150値引きは楽に超えますね— ねもさん@なんでもコーティングする人。純水・洗車の人 (@nemochannelrx) June 11, 2020
X3の値引きに関する口コミを見てみると、上記のような口コミを確認することができました。
X3は2021年のマイナーチェンジと在庫不足のため、ほとんど値引きのない状態になっていることが分かりました。
一方で、それ以前は破格の値引きが多く見られたので、今後に備え値引きに関する情報をあらかじめ準備して交渉のテーブルに着くのが得策といえるでしょう。
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- 値引きを成功させている人は150万円の値引きを実現している
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- 対して、最近は値引きが一切ない場合もある
BMW X3を値引きしてもらうコツ
相場と口コミを見て、値引き交渉には事前情報が大切であることが確認できました。
ここからは具体的にBMW X3を目標の値引き額まで引き上げるコツについて解説していきます。
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- 競合車種を提示する
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- ディーラーで競合させる
- オプションで値引きしてもらう
- 愛車を買い取ってもらい資金を作る
競合車種を提示する
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2021/bmw-x3-highlights.html#design
BMW X3を値引き交渉する際には、用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示してみると良いでしょう。
特に初回から値引きの相談をしてしまうと、先方も引いてしまうこともあります。
競合車種を出すことで、「他車を購入されてしまう」という危機感を先方に抱かせることができるので、本当に値引き可能な額を提示してもらいやすくなります。
BMW X3の競合となるのは以下のような車種です。
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メルセデスベンツ・GLC
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アウディ・Q5
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ボルボ・XC60
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レクサス・NX
初回は値引き交渉というよりも、X3もいいけどGLCやXC60でも迷っている、妻はレクサスのNXにしたがっているというように競合車種で悩んでいることを伝えるようにしましょう。
輸入車は比較的指名買いが多いので、X3が本命だと知られないようにし、具体的な金額も伏せておくことがおすすめです。
BMWらしい高い走行性能を持つSUVとして注目されているX3ですが、「デザインやリセールバリューを考えたときには他の車も視野に入っているのですが〜」と言ってみて交渉を進めてみると良いでしょう。
ディーラーで競合させる
車を販売するディーラーには、メーカーが直営している場所とそのフランチャイズ店が存在します。
これにより、同じ正規のディーラーではありますが、経営している会社が違うという現象が起きます。
すると、同じ車を扱っていてもライバル店のようになっていますので、どちらも販売台数などの目標があり、自分の店で車を売りたいということになります。
これを利用して、ディーラー同士で価格を競合させることで、さらなる値引きを目指すことができます。
ディーラーのホームページにて、会社情報を確認し、経営している会社が異なれば競合に持ち込める可能性があります。
購入を検討する店舗を複数リストアップし、値引き額を比較して交渉しましょう!
2回目以降の交渉の際は他のディーラーはいくら値引きしてくれた、競合車でのところではいくらだったのでいくらになるならここで買いますという具体的な金額なども言いながら交渉を進めましょう。
契約を匂わせながら具体的な交渉をすることで、値引きをしてくれる可能性が高くなります。
また、本体価格が値引きできなくても、数万円程度のオプションなどもサービスしてくれるかもしれません。
オプションで値引きしてもらう
純正のオプションをはずし、社外品を使用するもしくはつけないという選択をすることで、値引きが可能です。
純正品 | 社外品 | ||
カーナビ | 107,800円〜275,000円 | 27,800円〜269,760円 | 8万円〜16万円 お得! |
ドライブレコーダー | 39,600円〜42,900円
(フロントのみ) |
1,000円〜20,301円 | 2万円〜4万円 お得! |
フロアマット | 58,300円 | 19,800円 | 4万円 お得! |
ETC | 11,000円〜27,500円 | 5,778円〜21,000円 | 0.5万円〜2万円 お得! |
いずれもディーラーオプションに含まれるものなので、後からでも純正を希望し、取り付けてもらうことは可能です。
特にフロアマットの社外品は破れやすく、サイズがずれてしまっていることも多いため、フロアマットだけは純正という選択肢も持った方が良いかもしれません。
その他、カーナビやドライブレコーダーにもグレードがあるので、オプションを追加するにしても必要な性能のオプションを選びましょう。
また、オプションも値引き交渉の材料にもなります。
契約直前で少しまだ少し悩んでいる、もう一押し欲しいという場合には社外品の取り付けの工賃であったり、車検や点検をしてくれるメンテナンスパックをサービスしてくれる可能性もあります。
契約直前にこういったオプションをサービスしてくれたら契約する!という風に伝えてみることもおすすめです。
愛車を買い取ってもらい資金を作る
先ほども解説したように、新車をなるべく安く買うためには、現在所有している車の処分の仕方も大切なポイントになります。
ディーラーで下取りを行うのが最も簡単な方法ですが、ディーラーでの下取りはあくまで新車の値引きのために行われるものです。
そのため、あらかじめ調べた相場よりも、下取り額が相場より離れてしまう場合、査定してもらった中古車買取業者に買い取ってもらい、資金を作りましょう。
当記事では、グレードや走行距離による相場情報も掲載していますが、それらの項目を全て合わせた買取金額は車1つ1つで異なってきます。
詳しい査定額を知りたい方は最大30社一括査定が可能な「カーセンサー」で取引相場を確認すると良いでしょう。
実際に複数社の取引価格を把握しておくことで、下取りによる値引き額の交渉や買取交渉の際に損をせずに済むようになります。
車をなるべく高い売りたいと考えている方はまず、ネット査定で愛車の取引相場を知っておきましょう。
交渉時期を考える
車を買う際には時期も考えることで、大きな値引きをしてもらえるかもしれません。
大きな値引きが期待できる時期として、
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2~3月の年度末決算期
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6~7月のボーナス商戦
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8月お盆明け~9月の中間決算期
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12月のボーナス・年末商戦
この4つがあげられます。
特に年度末決算期である2~3月はディーラーでもキャンペーンなどを展開して、特別な値引きを受けることができる可能性もあります。
もちろん3つの時期でも特別な値引きが受けることができるかもしれません。
車を買う時期をずらしても問題ないという場合には、上記のような時期に購入することも検討しましょう。
残価設定ローンを利用して月々の支払いを抑える
車を安く購入する方法として、残価設定ローンを利用することもおすすめです。
そもそも残価設定ローンとはローンの支払方法のひとつで、残価設定型クレジットとも呼ばれています。
どのような支払方法かというと、契約時にあらかじめ残価と呼ばれる車の想定下取り価格を設定し、その下取り価格を差し引いた金額を毎月支払います。
例えば、300万円の車を5年の60回払いで買う場合は、金利を考えないと毎月5万円の支払いとなります。
しかし残価設定ローンを利用すると、例えば車が5年後に100万円で下取りしてもらえるとすると、200万円を60回払いで支払うということになり、毎月3万3千円となります。
ただしデメリットももちろんあり、残価設定ローンは下取りを前提としているため、契約が終わっても車が自分のものになるわけではありません。
残価設定ローンの契約が終わった場合には下取りに出して新しい車に買い換えるか、残価を支払って車に乗り続けるか、返却をするという形になります。
また、残価設定ローンの場合は車を下取りに出すことが前提になっているため、走行距離に制限があったり、傷や凹みにも十分に注意する必要もあります。
値引きに関しては手数料や時期などの関係で残価設定ローンなら値引きができるという可能性も多少はあるかもしれません。
ただ、やはり残価設定ローンを利用したからといって値引き額が大きく変わるという可能性は少ないので気をつけましょう。
BMW X3と競合車種の特徴
先ほど値引きのコツとして用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示することをあげました。
そこで、BMW X3の特徴や競合車種が具体的にどのように違うのか、どの点が似てるのかなどを把握しておきましょう。
X3
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X3/2021/bmw-x3-highlights.html#design
BMWのSUVラインナップを担うXシリーズのミドルレンジを担うのがX3で、SUVでは珍しいFRベースということもあり、BMWらしいハンドリングの良さ・操縦性が特徴です。
現行モデルは2017年10月に日本市場に投入された3代目モデルで、ボディサイズ(全長×全幅×全高)は4,720mmx1,890mmx1,675mmとなっていて、歴代モデルで最大サイズとなっています。
全てのグレードがBMWのインテリジェント4WDシステム「xDrive」を搭載し、2.0L直4ガソリンターボと2.0L直4ディーゼルターボのパワートレーンにそれぞれ「i」「xLine」「M Sport」がラインナップされています。
このモデルからプラグインハイブリッドモデル、さらにBMWの高性能モデルである「Mモデル(X3 M40i)」が追加されている点も注目です。
2021年10月にマイナーチェンジが施され、BMWの顔ともいうべきギドニーグリルが改良されより精悍なスタイリングになりました。
また外観だけではなく、安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」や、「ハンズオフ機能」、AI技術が活用された音声認証システム「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」など、最新の機能が搭載されました。
GLC
GLCはメルセデス・ベンツが販売するプレミアムSUVで、同社が販売するSUVの中核を担うモデルです。GLCはメルセデスベンツCクラスと同じプラットフォームで開発され、メルセデス・ベンツらしい妥協のないエクステリア・インテリアの高い質感が特徴です。
2016年2月、「いよいよ Cクラスに、SUV」というキャッチフレーズでデビューしたGLCは、日本市場で苦戦していたGLKの実質的な後継モデルといえます。
ボディサイズ(全長×全幅×全高)は4,760mmx1,890mmx1,645mmとなっており、X3とほぼ同じ大きさです。
2017年にFRモデルも追加されましたが、現在では全車メルセデス・ベンツの4WD「4MOTION」モデルのみとなっています。
安全装備やインテリアの質感など、高い水準を保っているGLCですが、2022年6月1日のワールドプレミアでフルモデルチェンジが発表され、ついに2代目モデルへ進化することになりました。
次期型GLCの日本投入時期は未定ですが、現行型は間もなくオーダーストップがかかることが予想されるので、その点は注意しておきましょう。
Q5
アウディはBMWやメルセデス・ベンツと並んで「ドイツ御三家」といわれるプレミアムブランドですが、そのアウディが販売するDセグメント・プレミアムSUVがQ5です。
アウディ車の特徴である洗練されたエクステリアデザインや、高品質、異素材を上手く組み合わせたインテリアはQ5でも存分に活かされています。
ボディサイズ(全長×全幅×全高)は4,680mmx1,900mmx1,665mmで、全グレードがアウディのアイデンティティといえる4WDシステム「クワトロ(quattro)」搭載モデルです。
現行型Q5は2017年10月にデビューした2代目モデルで、2.0L直4ガソリンターボと2.0L直4ディーゼルターボに、アウディのDCT「7速Sトロニック」を組み合わせています。
先進装備も予防安全機能「アウディプレセンスシティ」や、ドライブアシスト機能の「ACC」「パークアクシス」「サラウンドビューカメラ」など充実しています。
XC60
引用:https://www.volvocars.com/jp/v/cars/xc60
XC60はスウェーデンのボルボが販売するクロスオーバーSUVで、日本市場で優位に立っているドイツ車SUVに劣らないクオリティーをもっています。
ボルボといえば独自の安全哲学を持ち、「世界一安全な車」とも言われますが、XC60もその伝統が受け継がれた高い安全性能が特徴です。
安全支援機能「City Safety」には、「対向車対応機能」や「歩行者・サイクリスト検知機能」、「右折時対向車検知機能」などを備え、「全車速追従機能付ACC」、「車線維持支援機能」、「ステアリングアシスト付BLIS」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付CTA」、「道路逸脱回避機能」、「対向車線衝突回避支援機能」などを全車に標準装備ぢています。
現行型XC60は2017年10月にデビューした2代目モデルで、ボディサイズ(全長×全幅×全高)は4,690mmx1,900mmx1,660mmとなっています。
NX
引用:https://lexus.jp/models/nx/features/driving/
トヨタのプレミアムブランド・レクサスが販売するNXはDセグメントSUVで、明言はしないもののX3をはじめとする「ドイツ御三家」のプレミアムSUVに対抗するためのモデルです。
初代モデルが登場したのは2014年7月で、これまでの間にレクサスのグローバル販売の約4分の1を占める基幹モデルに成長しました。
そして2021年11月に現行型2代目モデルへバトンタッチされましたが、「レクサスが次のステージが始まります」と宣言するように、走行性能・デザイン・先進技術を全面刷新した次世代レクサスの第1弾モデルとして位置づけています。
「RAV4」や「ハリアー」も使う「GA-K」プラットフォームにレクサスならではの改良が加えられており、ボディ剛性や静音性などは比較にならないレベルに高められています。
ボディサイズ(全長×全幅×全高)は4,660mmx1,865mmx1,660mmとライバルより全幅が抑えられており、日本の道路事情を考慮するとアドバンテージといえるでしょう。
先進運転支援システムも、このNXから最新世代に切り替わっていて、現時点では世界最高レベルの充実ぶりとなっています。
まとめ
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- 値引き相場は平均で30万円前後!今後の値引き幅拡大に期待!
- GLC・Q5・XC60・NX、競合ディーラーなどと競合させ、値引き額を引き出そう!
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- 社外品を使い、オプションでも値引き額を上乗せ!
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- ネット査定をして損をしない愛車処分をする!
今回はX3の値引き相場や値引きを行うためのポイントについて解説してきました。
マイナーチェンジ後は値引きが渋めの状況が続いていますが、今後は徐々に値引き幅が拡大していくと思われます。
当記事を参考にして、納得のいく値引き交渉ができるように、戦略を立てておきましょう!