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ティグアンの値引き額の相場と目標額
引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html
値引き難易度 |
普通 |
平均値引き額
(本体値引き) |
30万円 |
平均値引き額
(オプション) |
10万円 |
平均値引き額合計 |
40万円 |
目標値引き額 |
60万円 |
ティグアンは人気が続き競争が激しいSUVなので、現行モデル発売から期間も経過しているので大幅値引きで契約成立を狙ってきます。
しかしライバルの多い、売り手側にとっては非常に厳しい市場なので、買手側にとっては交渉のし甲斐があるともいえます。それ故に交渉材料を揃え、しっかりとした準備を行えば大幅な値引きが期待できます。
ここからは具体的な値引き額や目標とすべき値引き額はどれくらいなのかについて解説していきます。
ティグアンの値引き相場
ティグアンの値引き相場は、車両値引き額平均30万円、オプション値引き額平均10万円(合計40万円)です。
日本では2017年1月の販売開始で値引き幅も年々大きくなっていたティグアンですが、2021年5月のビッグマイナーチェンジ以降は以前ほど大きな値引きが期待できなくなっています。
モデルサイクルを考えてもフルモデルチェンジはまだ先になりそうなので、これからは値引き金額も大きくなっていく可能性は高いでしょう。
またマイナーチェンジ後のティグアンのラインナップは大きな変更があり、4WD(4MOTION)モデルはハイパフォーマンスモデルの「R」だけになり、ディーゼルモデルも一旦廃止になっています。
変更前に比べて割高感がある分、これから値引き金額は拡大するでしょう。
ティグアンの目標値引き額
ティグアンの目標値引き額は車両とオプションを含め、約60万円になります。
ティグアンはオプションセットが多いので、オプションを追加するほど値引き額が大きくなります。しかし基本的には車両本体値引きを重視したほうが良いので、商談では本体とオプションを切り分けて考えましょう。
ティグアンを値引きしてもらった人の口コミ
クルマ購入記。3月は決算期とはいえ値引きが甘いと感じた。(1)ジュリエッタ値引き無し(ボディコートや付属品のサービス有り)、コンペティツォーネは7月まで車両なくエコカー補助金間に合わず(2)VWティグアン30万円(3)シトロエンDS4は20万円。が車両少なくボディカラー選べず
— ヤッシー (@84ww) March 31, 2012
@kamui555 見積り出しました!ティグアン…値引きはざっと35万くらいですね。ただ展示車なのでもっといけるのでは?と思ってます。
— キタキツネ (@fox271111) November 1, 2010
ティグアンの値引きに関する口コミを見てみると、上記のような口コミを確認することができました。
事前にリサーチして交渉を進めていき、70万円を越える値引きを実現したという実例も見受けられました。
ここで注意しなければならないのは、大幅値引きの実例はマイナーチェンジ前のものが多く、現在はそれよりも渋めな見積もりが多いことです。ただ期間の経過とともに値引き幅は大きくなると予想されます。
商談の時期も大切になりますが、やはり値引きに関する情報をあらかじめ準備して交渉のテーブルに着くのが得策といえるでしょう。
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- 値引きを成功させている人は70万円の値引きを実現している
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- ただし、大幅値引きの実例はマイナーチェンジ前のものが多い
ティグアンを値引きしてもらうコツ
相場と口コミを見て、値引き交渉には事前情報が大切であることが確認できました。
ここからは具体的にティグアンを目標の値引き額まで引き上げるコツについて解説していきます。
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- 競合車種を提示する
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- ディーラーで競合させる
- オプションで値引きしてもらう
- 愛車を買い取ってもらい資金を作る
競合車種を提示する
引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html
ティグアンを値引き交渉する際には、用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示してみると良いでしょう。
特に初回から値引きの相談をしてしまうと、先方も引いてしまうこともあります。
競合車種を出すことで、「他車を購入されてしまう」という危機感を先方に抱かせることができるので、本当に値引き可能な額を提示してもらいやすくなります。
ティグアンの競合となるのは以下のような車種です。
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BMW・X-1
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アウディ・Q3
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トヨタ・ハリアー
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マツダ・CX-5
初回は値引き交渉というよりも、ティグアンもいいけどハリアーやCX-5でも迷っているが、妻は同じドイツ車でもX-1やQ3に興味があるというように競合車種で悩んでいることを伝えるようにしましょう。
あくまで本命を伝えずに迷っていること、具体的な金額も伏せておくことがおすすめです。
質実剛健を地でいくティグアンは特徴あるSUVのライバルが多いので、その点をよく考えながら商談を進めていきましょう。
車を販売するディーラーには、メーカーが直営している場所とそのフランチャイズ店が存在します。 これにより、同じ正規のディーラーではありますが、経営している会社が違うという現象が起きます。 すると、同じ車を扱っていてもライバル店のようになっていますので、どちらも販売台数などの目標があり、自分の店で車を売りたいということになります。 これを利用して、ディーラー同士で価格を競合させることで、さらなる値引きを目指すことができます。 ディーラーのホームページにて、会社情報を確認し、経営している会社が異なれば競合に持ち込める可能性があります。 購入を検討する店舗を複数リストアップし、値引き額を比較して交渉しましょう! 2回目以降の交渉の際は他のディーラーはいくら値引きしてくれた、競合車でのところではいくらだったのでいくらになるならここで買いますという具体的な金額なども言いながら交渉を進めましょう。 契約を匂わせながら具体的な交渉をすることで、値引きをしてくれる可能性が高くなります。 また、本体価格が値引きできなくても、数万円程度のオプションなどもサービスしてくれるかもしれません。
純正のオプションをはずし、社外品を使用するもしくはつけないという選択をすることで、値引きが可能です。 (フロントのみ) いずれもディーラーオプションに含まれるものなので、後からでも純正を希望し、取り付けてもらうことは可能です。 特にフロアマットの社外品は破れやすく、サイズがずれてしまっていることも多いため、フロアマットだけは純正という選択肢も持った方が良いかもしれません。 その他、カーナビやドライブレコーダーにもグレードがあるので、オプションを追加するにしても必要な性能のオプションを選びましょう。 また、オプションも値引き交渉の材料にもなります。 契約直前で少しまだ少し悩んでいる、もう一押し欲しいという場合には社外品の取り付けの工賃であったり、車検や点検をしてくれるメンテナンスパックをサービスしてくれる可能性もあります。 契約直前にこういったオプションをサービスしてくれたら契約する!という風に伝えてみることもおすすめです。
先ほども解説したように、新車をなるべく安く買うためには、現在所有している車の処分の仕方も大切なポイントになります。 ディーラーで下取りを行うのが最も簡単な方法ですが、ディーラーでの下取りはあくまで新車の値引きのために行われるものです。 そのため、あらかじめ調べた相場よりも、下取り額が相場より離れてしまう場合、査定してもらった中古車買取業者に買い取ってもらい、資金を作りましょう。
当記事では、グレードや走行距離による相場情報も掲載していますが、それらの項目を全て合わせた買取金額は車1つ1つで異なってきます。
詳しい査定額を知りたい方は最大30社一括査定が可能な「カーセンサー」で取引相場を確認すると良いでしょう。
実際に複数社の取引価格を把握しておくことで、下取りによる値引き額の交渉や買取交渉の際に損をせずに済むようになります。
車をなるべく高い売りたいと考えている方はまず、ネット査定で愛車の取引相場を知っておきましょう。
ディーラーで競合させる
オプションで値引きしてもらう
純正品
社外品
カーナビ
107,800円〜275,000円
27,800円〜269,760円
8万円〜16万円 お得!
ドライブレコーダー
39,600円〜42,900円
1,000円〜20,301円
2万円〜4万円 お得!
フロアマット
58,300円
19,800円
4万円 お得!
ETC
11,000円〜27,500円
5,778円〜21,000円
0.5万円〜2万円 お得!
愛車を買い取ってもらい資金を作る
交渉時期を考える
車を買う際には時期も考えることで、大きな値引きをしてもらえるかもしれません。
大きな値引きが期待できる時期として、
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2~3月の年度末決算期
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6~7月のボーナス商戦
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8月お盆明け~9月の中間決算期
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12月のボーナス・年末商戦
この4つがあげられます。
特に年度末決算期である2~3月はディーラーでもキャンペーンなどを展開して、特別な値引きを受けることができる可能性もあります。
もちろん3つの時期でも特別な値引きが受けることができるかもしれません。
車を買う時期をずらしても問題ないという場合には、上記のような時期に購入することも検討しましょう。
残価設定ローンを利用して月々の支払いを抑える
車を安く購入する方法として、残価設定ローンを利用することもおすすめです。
そもそも残価設定ローンとはローンの支払方法のひとつで、残価設定型クレジットとも呼ばれています。
どのような支払方法かというと、契約時にあらかじめ残価と呼ばれる車の想定下取り価格を設定し、その下取り価格を差し引いた金額を毎月支払います。
例えば、300万円の車を5年の60回払いで買う場合は、金利を考えないと毎月5万円の支払いとなります。
しかし残価設定ローンを利用すると、例えば車が5年後に100万円で下取りしてもらえるとすると、200万円を60回払いで支払うということになり、毎月3万3千円となります。
ただしデメリットももちろんあり、残価設定ローンは下取りを前提としているため、契約が終わっても車が自分のものになるわけではありません。
残価設定ローンの契約が終わった場合には下取りに出して新しい車に買い換えるか、残価を支払って車に乗り続けるか、返却をするという形になります。
また、残価設定ローンの場合は車を下取りに出すことが前提になっているため、走行距離に制限があったり、傷や凹みにも十分に注意する必要もあります。
値引きに関しては手数料や時期などの関係で残価設定ローンなら値引きができるという可能性も多少はあるかもしれません。
ただ、やはり残価設定ローンを利用したからといって値引き額が大きく変わるという可能性は少ないので気をつけましょう。
ティグアンと競合車種の特徴
先ほど値引きのコツとして用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示することをあげました。
そこで、ティグアンの特徴や競合車種が具体的にどのように違うのか、どの点が似てるのかなどを把握しておきましょう。
ティグアン
引用:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html
ティグアンはミドルサイズのSUVでオフロードより街乗りを意識した設計となっていることが特徴です。
2017年にフルモデルチェンジで登場した現行型は2代目モデルですが、2021年5月にビックマイナーチェンジを行い、それまであった通常モデルの4WDモデルは日本市場から消えたことからも、オンロードSUVのイメージが強くなりました。
ドイツ車全般にいえる特徴で「ボディ剛性」の高さがあり、ティグアンもそんな特徴を備えています。そのため走行安定性に優れ、固めのシートと相まってロングドライブでも疲れないところも重要なポイントです。
安全性能も手抜きはなく、「Volkswagen オールイン・セーフティ」コンセプトにより、アダプティブクルーズコントロール、パークアシスト、アクティブボンネット、ポストコリジョンブレーキシステムなどを全車標準としています。
また2021年5月のマイナーチェンジで、同一車線内全車速運転支援システム(Travel Assist)やLEDマトリックスヘッドライト(IQ.LIGHT)など、最新の運転支援システムを搭載することで、安全性・快適性を向上させています。
なおマイナーチェンジにおいてフォルクスワーゲンのSUVとしては初のハイパフォーマンスモデル「R」が追加され、一旦4DWはこのモデルだけになりました。
X-1
引用:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X1/2021/bmw-x1-highlights.html#tab-0
X1はBMWが販売するSUVの中で最小サイズのモデルになります。BMWといえば後輪駆動(FR)をベースとした車造りを続けていたのですが、近年は前輪駆動(FF)にも力を入れていて、2015年に販売が開始された現行モデルのX1もFFベースで開発されています。
先代のX1はFRベースで開発されていたのですが、FRレイアウトで支持されていた半面、室内空間の狭さが問題になっていたので、利便性を考えるとFF化は必然だったと言われています。
BMWの特徴であるギドニーグリルはもちろん、一目でBMWのSUVと分かる精悍なデザインがX1最大の特徴です。
ラインナップは1.5Lと2.0Lのガソリンターボエンジンと2.0Lのディーゼルターボエンジンの3種類で、1.5LモデルのみFFとなりその他は「xDrive」というBMWの4WDシステムを採用しています。
安全装備も網羅されており、車線逸脱警告システム、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキなどの他に、事故など深刻な事態が発生したとき自動的にSOSコールを送る「BMW SOSコール」を標準装備しています。
Q3
引用:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q3/q3.html
Q3はアウディ社が販売するプレミアムコンパクトSUVで、現行モデルは2018年にデビューした2代目モデルです。現在ではQ2というさらにコンパクトなモデルが販売されていますが、それ以前はアウディのSUVで最小モデルがQ3でした。
Q3の魅力は洗練された都会的なエクステリアと上質なインテリア、そしてバーチャルコックピットを始めとしたアウディの先進技術のバランスが調和しているのが魅力であり特徴です。
先進運転支援システム「プレセンスフロントセーフティシステム」を標準で搭載し、車載カメラとレーダーセンサー・スキャナーの情報をもとに、システムが前方の歩行者や先行車へ衝突の危険性を判断し、警告や必要に応じて衝突被害軽減ブレーキを作動させます。
また運転支援機能も充実しており、速度250Kmまで対応する「アダプティブクルーズコントロール」、駐車時など真上から俯瞰するような映像を映し出す「サラウンドビューカメラ」、自動でハイビームとロービームを切り替える「ハイビームアシスト」など、最新の装備が搭載されています。
ハリアー
引用:https://toyota.jp/harrier/gallery/?padid=from_harrier_top_navi-menu_gallery
ハリアーは1997年に初代が発売された、日本の高級SUVのパイオニア的な存在です。「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」をコンセプトに開発され、新たな市場を作りだしたことで今日のSUVブームの元祖とも言えます。
コンセプトどおり都会的なデザインと高級感あふれるインテリアが最大の特徴です。
現行モデルは2020年6月にデビューした4代目モデルで、それまでの国内専用車から本格的なグローバルモデルとなり、北米市場では「ヴェンザ」という名前で販売されています。
安全装備は「Toyota Safety Sense」が全車標準装備され、プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ機能)、レーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロール、ロードサインアシスト(道路標識の見渡し防止サポート)など充実しています。
とくにプリクラッシュセーフティは昼夜の歩行者や、昼間の自転車にも対応した第二世代へ進化しており、走行中の映像をSDメモリーカードに録画する前後方録画機能が新たに搭載されました。
CX-5
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/special_vehicle/black-tone-edition/#tab_anch
マツダが販売するクロスオーバーSUVで、その人気からマツダの業績をけん引しているのがCX-5です。マツダが「魂動デザイン」と銘打つダイナミックかつ繊細なデザインと、クリーンディーゼルの力強い走りがCX-5の特徴です。
ガソリンエンジンもラインナップされていますが、CX-5の売れ筋はディーゼルの4WDモデルで、ディーゼルモデルにのみ今では希少ともいえるMT(マニュアルトランスミッション)車が用意されています。
現行モデルは2017年2月にデビューした2代目モデルで、マツダの先進安全機能「i-ACTIVSENSE」はその機能を進化させ、衝突被害軽減機能や誤発進抑制制御など現在考えられる予防安全機能は網羅されています。
まとめ
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- 値引き相場は平均で40万円前後!高額の場合は60万円の越える値引きも!
- X1・Q3・ハリアー、CX-5、競合ディーラーなどと競合させ、値引き額を引き出そう!
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- 社外品を使い、オプションでも値引き額を上乗せ!
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- ネット査定をして損をしない愛車処分をする!
今回はティグアンの値引き相場や値引きを行うためのポイントについて解説してきました。
デビューから5年以上経過していますが、2021年5月にビッグマイナーチェンジをしていることから、まだまだ現行モデルの販売は続くと予想されます。人気のミドルサイズSUVですが、ライバルが多い激戦区なので、値引き材料の引出しは多いと言えるでしょう。
当記事を参考にして、納得のいく値引き交渉ができるように、戦略を立てておきましょう!