車を納得の価格で売りたいならカーセンサー!
Contents
プロボックスの値引き額の相場と目標額
値引き難易度 |
普通 |
平均値引き額
(本体値引き) |
17万円 |
平均値引き額
(オプション) |
5万円 |
平均値引き額合計 |
23万円 |
目標値引き額 |
25万円 |
プロボックスは商用ユースをメインに開発されたライトバン型の自動車です。現在商用向けのライトバンは少なくなっているので、この形が必要であればライバル車の少ない存在です。
しかし使用目的によってはライトバンである必要もないため、値引き交渉においても持ち出す材料は大きく変わってくるので、大きな値引きをしてもらえる可能性もあります。
ここからは具体的な値引き額や、目標とすべき値引き額はどれくらいなのかについて解説していきます。
プロボックスの値引き相場
プロボックスの値引き相場は、車両値引き額平均17万円、オプション値引き額平均5万円(合計23万円)です。
オプション値引き額が少なく見えるのはオプションを付けない事例が多いためで、商用ユースが多いための特徴だと言えます。
2002年に登場してから公式のフルモデルチェンジは1度も行われておらず、非常にモデルサイクルが長いこともプロボックスの特徴です。しかし2014年8月のマイナーチェンジではボディはそのままでもエンジン型式が変わったので自動車型式認定制度上はフルモデルチェンジとして扱われます。
商用のライトバンながら最近は車中泊用のベース車などでも注目され、プロボックスのニーズが高まり、これまでと違った値引き交渉もあることから、それほど難しい交渉とはならないでしょう。
プロボックスの目標値引き額
プロボックスの目標値引き額は車両とオプションを含め、約25万円になります。
ただし車両本体値引き額は約20万円が限界になるので、あとはどれくらいオプションを付け、そこから値引きを上積みできるかに掛かっています。
プロボックスを値引きしてもらった人の口コミ
本題のプロボックス1.3Lのガソリン車の価格だけど、
オプションにナビ、ETC、マット、諸費用込みで普通に買うと189万(税込)値引きで175万
エスティマ(下取り)
120万
やすっ!ワラタ
一瞬悩んだよ私が‼️
つまり、このエスティマ55万なんだなってw続く
— CzHUNTER (@CHN_VIP) February 16, 2022
車の契約してきた!
プロボックスの黒なんやけど、3枚目みたいにしていく予定🚓
届くのは大分先やけど楽しみやなぁ!
あと契約記念でビール貰った pic.twitter.com/a5mHNJfdCv— しらたきアウトチャンネル@熊本 (@mintia_Bowser) September 10, 2021
プロボックスの値引きに関する口コミを見てみると、上記のような口コミを確認することができました。
法人ユースの商用車では買取ではなくリース契約を利用することが多く、プロボックスの値引きに関する口コミは走っている車両の多さには比例していないようです。
高いグレードのハイブリッドモデルですが、25万円の値引きを引き出している事例もあります。
一方で当初値引きも少なく、結果として10万円ほどの値引きで終わってしまう事例もあるので、やはり値引き情報を事前に調べてから交渉を始めるのが得策です。
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- 値引きを成功させている人は25万円の値引きを実現している
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- 対して、10万という小額の値引きが提示される場合もある
プロボックスを値引きしてもらうコツ
相場と口コミを見て、値引き交渉には事前情報が大切であることが確認できました。
ここからは具体的にプロボックスを目標の値引き額まで引き上げるコツについて解説していきます。
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- 競合車種を提示する
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- ディーラーで競合させる
- オプションで値引きしてもらう
- 愛車を買い取ってもらい資金を作る
競合車種を提示する
引用:https://toyota.jp/probox/gallery/?padid=from_probox_top_navi-menu_gallery
プロボックスを値引き交渉する際には、用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示してみると良いでしょう。
特に初回から値引きの相談をしてしまうと、先方も引いてしまうこともあります。
競合車種を出すことで、「他車を購入されてしまう」という危機感を先方に抱かせることができるので、本当に値引き可能な額を提示してもらいやすくなります。
プロボックスの競合となるのは以下のような車種です。
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日産・ADバン
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マツダ・ファミリアバン
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トヨタ・タウンエース
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ホンダ・フィット
ディーラーで競合させる
車を販売するディーラーには、メーカーが直営している場所とそのフランチャイズ店が存在します。
これにより、同じ正規のディーラーではありますが、経営している会社が違うという現象が起きます。
すると、同じ車を扱っていてもライバル店のようになっていますので、どちらも販売台数などの目標があり、自分の店で車を売りたいということになります。
これを利用して、ディーラー同士で価格を競合させることで、さらなる値引きを目指すことができます。
ディーラーのホームページにて、会社情報を確認し、経営している会社が異なれば競合に持ち込める可能性があります。
購入を検討する店舗を複数リストアップし、値引き額を比較して交渉しましょう!
2回目以降の交渉の際は他のディーラーはいくら値引きしてくれた、競合車でのところではいくらだったのでいくらになるならここで買いますという具体的な金額なども言いながら交渉を進めましょう。
契約を匂わせながら具体的な交渉をすることで、値引きをしてくれる可能性が高くなります。
また、本体価格が値引きできなくても、数万円程度のオプションなどもサービスしてくれるかもしれません。
オプションで値引きしてもらう
純正のオプションをはずし、社外品を使用するもしくはつけないという選択をすることで、値引きが可能です。
純正品 | 社外品 | ||
カーナビ | 107,800円〜275,000円 | 27,800円〜269,760円 | 8万円〜16万円 お得! |
ドライブレコーダー | 39,600円〜42,900円
(フロントのみ) |
1,000円〜20,301円 | 2万円〜4万円 お得! |
フロアマット | 58,300円 | 19,800円 | 4万円 お得! |
ETC | 11,000円〜27,500円 | 5,778円〜21,000円 | 0.5万円〜2万円 お得! |
いずれもディーラーオプションに含まれるものなので、後からでも純正を希望し、取り付けてもらうことは可能です。
特にフロアマットの社外品は破れやすく、サイズがずれてしまっていることも多いため、フロアマットだけは純正という選択肢も持った方が良いかもしれません。
その他、カーナビやドライブレコーダーにもグレードがあるので、オプションを追加するにしても必要な性能のオプションを選びましょう。
また、オプションも値引き交渉の材料にもなります。
契約直前で少しまだ少し悩んでいる、もう一押し欲しいという場合には社外品の取り付けの工賃であったり、車検や点検をしてくれるメンテナンスパックをサービスしてくれる可能性もあります。
契約直前にこういったオプションをサービスしてくれたら契約する!という風に伝えてみることもおすすめです。
愛車を買い取ってもらい資金を作る
先ほども解説したように、新車をなるべく安く買うためには、現在所有している車の処分の仕方も大切なポイントになります。
ディーラーで下取りを行うのが最も簡単な方法ですが、ディーラーでの下取りはあくまで新車の値引きのために行われるものです。
そのため、あらかじめ調べた相場よりも、下取り額が相場より離れてしまう場合、査定してもらった中古車買取業者に買い取ってもらい、資金を作りましょう。
当記事では、グレードや走行距離による相場情報も掲載していますが、それらの項目を全て合わせた買取金額は車1つ1つで異なってきます。
詳しい査定額を知りたい方は最大30社一括査定が可能な「カーセンサー」で取引相場を確認すると良いでしょう。
実際に複数社の取引価格を把握しておくことで、下取りによる値引き額の交渉や買取交渉の際に損をせずに済むようになります。
車をなるべく高い売りたいと考えている方はまず、ネット査定で愛車の取引相場を知っておきましょう。
交渉時期を考える
車を買う際には時期も考えることで、大きな値引きをしてもらえるかもしれません。
大きな値引きが期待できる時期として、
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2~3月の年度末決算期
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6~7月のボーナス商戦
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8月お盆明け~9月の中間決算期
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12月のボーナス・年末商戦
この4つがあげられます。
特に年度末決算期である2~3月はディーラーでもキャンペーンなどを展開して、特別な値引きを受けることができる可能性もあります。
もちろん3つの時期でも特別な値引きが受けることができるかもしれません。
車を買う時期をずらしても問題ないという場合には、上記のような時期に購入することも検討しましょう。
残価設定ローンを利用して月々の支払いを抑える
車を安く購入する方法として、残価設定ローンを利用することもおすすめです。
そもそも残価設定ローンとはローンの支払方法のひとつで、残価設定型クレジットとも呼ばれています。
どのような支払方法かというと、契約時にあらかじめ残価と呼ばれる車の想定下取り価格を設定し、その下取り価格を差し引いた金額を毎月支払います。
例えば、300万円の車を5年の60回払いで買う場合は、金利を考えないと毎月5万円の支払いとなります。
しかし残価設定ローンを利用すると、例えば車が5年後に100万円で下取りしてもらえるとすると、200万円を60回払いで支払うということになり、毎月3万3千円となります。
ただしデメリットももちろんあり、残価設定ローンは下取りを前提としているため、契約が終わっても車が自分のものになるわけではありません。
残価設定ローンの契約が終わった場合には下取りに出して新しい車に買い換えるか、残価を支払って車に乗り続けるか、返却をするという形になります。
また、残価設定ローンの場合は車を下取りに出すことが前提になっているため、走行距離に制限があったり、傷や凹みにも十分に注意する必要もあります。
値引きに関しては手数料や時期などの関係で残価設定ローンなら値引きができるという可能性も多少はあるかもしれません。
ただ、やはり残価設定ローンを利用したからといって値引き額が大きく変わるという可能性は少ないので気をつけましょう。
プロボックスと競合車種の特徴
先ほど値引きのコツとして用途やスペックが似た競合車種の購入を検討していることを提示することをあげました。
そこで、プロボックスの特徴や競合車種が具体的にどのように違うのか、どの点が似てるのかなどを把握しておきましょう。
プロボックス
引用:https://toyota.jp/probox/gallery/?padid=from_probox_top_navi-menu_gallery
商用ボンネットバン(ライトバン)のプロボックスは、無駄な機能と装飾を省き徹底的なコストダウンを図った合理的な設計が大きな特徴です。しかもユーザーの声を確実に反映させ、極限まで使い勝手を向上させています。
しかしプロボックスはコストダウンの追及だけではなく、全車に衝突被害軽減ブレーキ「トヨタセーフティセンス」を装備するなど、安全対策にも手を抜くことなく取り組んでいます。
レーダーと単眼カメラで歩行者などを検知する「プリクラッシュセーフティー」、車線逸脱を警告してくれる「レーンディパーチャーアラート」、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」が標準装備です。
商用車では珍しいのですが、2018年の改良でハイブリッドモデルを追加しました。商用車でハイブリッドモデルを選べるのはプロボックスの大きな特徴といえます。
そしてプロボックスの評価を高めている一番の要因は、社内滞在時間が長いであろう使用者目線で作りこまれた内装設備の充実や、ビジネスマンが車内で仮眠することまで想定したテストの数々です。
使用者にとっては「住まい」と言えるくらいの空間を提供してくれるのがプロボックスなのです。
ADバン
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ad/exterior.html
ほとんどのメーカーが手を引いた商用ボンネットバンで、今でもプロボックスと真向勝負しているのがADバンです。
見て目からして実用一辺倒のプロボックスと違い、ADバンはどことなくスタイリッシュな印象を与えるデザインで、ADバンの一つの特徴と言えます。それというのも日産のステーションワゴン「ウィングロード」を商用に流用しているからです。
しかし実用面では助手席のシートバックを前倒し出来ることにより、プロボックスでは積めない長尺ものを収めることができ、最大積載重量も50kg多く搭載出来ます。
一方でレジャーユースの乗用車ベースなので、荷室の開口部が四角いプロボックスに比べ上部の狭い台形だったり、実用一辺倒とは言い難い部分があります。
現行型のASバンは2006年デビューなので、これもモデルサイクルが長い車種ですが、フルモデルチェンジなどは予定されていないので、まだ当分現行モデルが販売され続けます。
武骨さには欠けるものの、乗用車ベースの乗り心地など、ADバンならではの魅力もあります。
ファミリアバン
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/familia-van/
ファミリアバンはプロボックスのOEM供給車で、見た目の違いはエンブレムくらいです。性能や装備もプロボックスと共通なので、車としての特徴はプロボックスの説明で確認できます。
2017年8月にマツダとトヨタ自動車が業務資本提携したことからプロボックスのOEM供給を受けることになったのですが、それ以前はプロボックス最大のライバルADバンを日産からOEM供給されていました。
何とも因縁めいている話ですが、プロボックスと中身は同じでも中古車相場はファミリアバンの方が低価格なので、新車以外に検討するのなら有力な選択肢かもしれません。
タウンエース
引用:https://toyota.jp/townacevan/
タウンエースはキャブオーバー型(運転席下にエンジンを搭載した車)のワンボックスカーで、大きな荷室と700kgという最大積載量が特徴です。
プロボックスと比較した場合、より多くの荷物を運搬する必要があれば有力な対抗車種になります。営業先へどのような大きさ商品を納品するかによって、タウンエースまで必要かどうかを検討するのですが、かなり運搬に寄せた選択肢です。
低床設計なので重量物の積み降ろしも負担が軽減されます。
タウンエースも2020年のマイナーチェンジで「トヨタセーフティセンス」を装備し、安全面の性能も申し分ないレベルです。
フィット
引用:https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/styling/design/
現行フィットは2020年2月に発売された4代目モデルです。「機械のためのスペースを最小限にしており、なおかつ車内空間を最大限に確保する」というコンセプトを高い次元で実現しています。
クラスを超えた走り心地は目的地までストレスなく人を運んでくれ、これが小型車フィットの特徴と言えます。
先ほどのタウンエースとは対照的に、人の移動をメインに考えるならフィットはプロボックスの有力な対抗馬です。
安全装備も充実しており、全グレードにホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」が標準で搭載され、ベースグレードでも非常に満足度の高い仕上がりです。
まとめ
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- 値引き相場は平均で17万円前後!高額の場合は25万円の越える値引きも!
- ADバン・ファミリアバン・タウンエース、競合ディーラーなどと競合させ、値引き額を引き出そう!
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- 社外品を使い、オプションでも値引き額を上乗せ!
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- ネット査定をして損をしない愛車処分をする!
今回はプロボックスの値引き相場や値引きを行うためのポイントについて解説してきました。
プロボックスは商用車として合理性の塊のような存在ですが、そのパッケージがパーソナルユースでも魅力を放っている特殊な車です。もとが薄利な車なので大きな値引きは期待できないでしょう。
しかしこの記事を参考にして、納得のいく値引き交渉ができるように、戦略を立てておきましょう!
車を納得の価格で売りたいならカーセンサー!